NBA 2K 24が発売された当初は加速の能力値はいらないという仮説があった。
その後、加速はスピードブースターやファストフィート、スポット検索などのバッジが有効化される際に効果を発揮することがわかり、いらないという仮説は間違いだったとなった。
そしていまは、なぜか知らないけれどスピードウィズボールがいらないムーブメントが盛り上がっているようだ。
NBA 2K Tutesのこの動画では、スピードウィズボールの違いはほんのちょっとだということが検証されている。
Speed with Ball is a SCAM? My Final Thoughts - YouTube
スピードウィズボール25と99で、スタート直後のスピードは変わらない。
なぜならスタート直後は加速の能力値で移動するから。
加速の能力値で移動する区間が過ぎると、スピードウィズボールの能力値に合わせてスピードダウンする。
それでもその差は意外に小さい。
そしてNBA2KLABのこの動画。
速攻の際にR2をタップしてブローアウトドリブルを使い、スピードウィズボールの低さを補うテクニックを紹介している。
スピードウィズボールが低くても何とかなるよということは分かったけれど、スピードウィズボールはドリブルだけに使われる能力値ではない。
プレイするときにものすごく重要なドリブルスタイルのアニメーションをアンロックするために必要なのだ。
もっといえば、スピードウィズボール70で解放できる「プロ」を使うために必要なのだ。
だけれども、そこへスピードウィズボールがなくても「プロ」のドリブルスタイルが使えるぞという動画を公開した人が現れた。
NBA 2K Leagueのプロ(元プロ?)プレイヤーのoFAB氏だ。
SPEED WITH BALL IS USELESS IN NBA 2K24... *INSANE NBA 2K24 GAMEPLAY* - YouTube
oFAB氏は、PGかSGのポジションでキャラクターを作成すると、スピードウィズボールの能力値に関係なく、デフォルトのドリブルスタイルが「プロ」になるため、スピードウィズボールを上げる必要がないと言っている。
そしてスピードウィズボールを低くしてほかの能力値が上げられる。
ドライビングダンク94で3ptが93、ボールハンドル86でペリメーターディフェンス87、スティール91と4拍子揃っている。
ちなみに6’6でダンクと3とボールハンドルとディフェンスをそろえたスタンダードがこれだ。
比べてみると、ドライブダンクが94にできているのと、インテリアディフェンスとブロックに能力値を振り分けている。
これはちょっと大きいかもしれない。
動画では、1on1で滑らかな動きを披露して、とてもスピードウィズボール40ちょいとは思えない。
「プロ」で加速する範囲で動き回り、スピードが落ちるところで、ビハインドザバックエスケープやクロスオーバーで加速することで、スピードウィズボールの低さを補っている。
これは何か面白そうな予感がしたので、私もスピードウィズボールを上げないビルドを作ってみた。
さすがにスピードウィズボールが25だとモッサリした感じがしたけれど、40ちょっとまで上げるとほとんど気にならなくなった。
そしてドリブルスタイル「プロ」を使っていればダッシュはきく。
いまOVR92くらいだけれども、こりゃダメだという感じはまったくなく、これいいじゃないという感じしかしない。
なかなかおもしろいビルドだと思うので、機会があったら試してほしい。