NBA 2K 24からスタンディングダンクメーターが導入され、ゴール下で強引にダンクに行くことが可能になった。
パークやRECなどでそこからダンクにいけるのかというスーパープレイには目を見張っていたが、どうやらこれにはゲームの不具合を利用したプレイという側面もあったようだ。
THE DUNK METER BUG THAT IS BREAKING NBA 2K24... - YouTube
Lakerfan氏によるこの動画では、どうもスタンディングダンクメーターのグリーンウィンドウがドライブダンク能力を参照しているために、ありえない大きさになっているとしている。
さらにLakerfan氏はこの不具合を利用するとどれだけ強力かという動画も公開している。
6'10 PURE SLASHERS ARE NOW THE MOST FEARED BUILD IN NBA 2K24! - YouTube
この動画では、ドライビングダンク96 スタンディングダンク90のビルドでビッグマンコンタクトダンクと組み合わせることで無双できる様子を示した。
これに対してNBA2KゲームディレクターのMike Wang氏は「私たちのエンジニアの一人がこの問題を発見し、次の利用可能なパッチの修正に取り組んでいます」と発言した。
One of our engineers found the issue and is working on a fix for the next available patch. thanks for bringing this to our attention. https://t.co/ucib1SCVEE
— Mike Wang (@Beluba) 2023年9月20日
そしてスタンディングダンクメーターの不具合は10月10日のv1.4パッチアップデートで修正されたようだ。
• Standing Meter Dunks will now properly use the Standing Dunk rating instead of Driving Dunk to determine the green window size
• Dunk meter logic has been updated to make the window size better reflect dunk difficulty
- スタンディングメーターダンクは、ドライビングダンクの代わりにスタンディングダンクのレーティングを適切に使用してグリーンウィンドウのサイズを決定するようになりました。
- ダンクメーターのロジックが更新され、ウィンドウのサイズがダンクの難易度をより適切に反映するようになりました。
(Patch Notes NBA 2K24 v1.4)
ただし、この問題はまだ完全に解決していない。
THE PATCH THAT WILL FIX NBA 2K24! - YouTube
これはアップデートに関してLakerfan氏が検証した動画だ。
完全に静止した状態からのスタンディングダンクメーターによるダンクは、スタンディングダンク能力を反映しているようだが、一歩踏み込むスタンディングダンクは相変わらずドライブダンク能力を反映しているとのこと。
これによって一歩踏み込むスタンディングダンクを使用するように工夫すれば、スタンディングダンクグリッチは今後も猛威をふるい続けることになる。