NBA 2K 24のシュートフォームにはタイミングの安定性という項目がある。
23では、ここがAであろうとFであろうと、(実際にはAとFでシュート成功率にほんの数%違いがあったようだが)たいした違いがなかった。
24ではこの項目が見直され、意味を持つものになった。この項目がなにを意味するのか。
Variable shot timing has been toned down for 2K24, also we changed the Shot Timing Impact shooting attribute to Shot Timing Stability. Higher Stability grades will further dampen the effects of fatigue/defense on your shot speed.
— Mike Wang (@Beluba) 2023年8月15日
2K24では、可変ショットタイミングがトーンダウンされ、また、ショットタイミングの影響をショットタイミングの安定性に変更しました。安定性のグレードが高いほど、疲労や防御によるショットスピードへの影響がさらに緩和されます
ゲームディレクターのMike Wang氏は、疲労やシュートチェックによってタイミングが変わる幅が少なくなると発言した。
では、それがどの程度なのか、NBA2KLABが検証している。
NBA 2K24 Best Jumpshot Attributes: Shot Timing Stability Shooting Tips on 2K24 - YouTube
動画では、メロ(A)、バーンズ(B)、エクザム(C)など、タイミング安定性の異なるシュートフォームで、グリーンウィンドウがどう変化するか調べた。
タイミング安定性がAのメロは、オープンの場合611-640ms、スタミナがない場合651-676ms、チェックを受けた場合531-550msで、グリーンウィンドウの変動幅は、531-676msだった。
タイミング安定性がFのヌワバは、オープンの場合631-660ms、スタミナがない場合741-770ms、チェックを受けた場合531-550msで、グリーンウィンドウの変動幅は、531-770msだった。
タイミング安定性がDのエルナンゴメスは、グリーンウィンドウの変動幅は551-740ms。
タイミング安定性がCのエクザムは、グリーンウィンドウの変動幅は556-710ms。
タイミング安定性がBのバーンズは、グリーンウィンドウの変動幅は581-710ms。
まとめると、チェックを受けるとタイミングが早くなり、スタミナがなくなると遅くなる。
その変動幅は、タイミング安定性の評価が高いほど少なくなるということだ。
チェックを受けながらのシュートは、v1.4アップデートでほとんどなくなったはずなので、考慮するべきはスタミナを消耗した時点でのシュートタイミングの安定性だろう。
ディフェンスを振り切るのにスタミナを消耗するボールハンドラーなどは、タイミング安定性の高いシュートフォームが必須になってくる。
逆にウイングやコーナーで待機してキャッチアンドシュートを狙うならば、タイミング安定性は低くても良いということだ。